図書館情報学研究室

障害者、高齢者、外国人など情報アクセスに困難を伴いやすい人たちへの情報保障に果たす出版、図書館、アーカイブズなどの社会機能・装置の役割や今後のあり方を中心に研究している。具体的には、(1)図書館・アーカイブズの「障害者サービス」、(2)電子書籍・電子図書館のアクセシビリティ、(3)LLブックの制作などの研究に取り組んでいる。

また、学校図書館や子どもの読書活動についても、研究を進めている。

担当教員

野口武悟Takenori Noguchi

専修大学文学部ジャーナリズム学科教授
専修大学大学院法学研究科法学専攻教授(併任)
放送大学教養学部客員教授

1978年栃木県生まれ。埼玉大学教育学部卒業後、筑波大学大学院教育研究科修士課程、同大学院図書館情報メディア研究科博士後期課程修了。博士(図書館情報学)。専修大学文学部人文学科専任講師、准教授を経て現職。日本子どもの本研究会会長、日本図書館情報学会研究委員、全国学校図書館協議会機関誌編集委員、小田原市図書館協議会副委員長などを務める。

原稿執筆、講演、共同研究などの依頼は takenoriアットマークisc.senshu-u.ac.jp までお願いします。


主な研究業績2015年

  • 植村八潮/野口武悟/電子出版制作・流通協議会編
電子図書館・電子書籍貸出サービス:調査報告2015
ポット出版,2015年11月
  • 野口武悟
特別支援学校における学校図書館の現状と展望
『現代の図書館』53巻3号,p.127-135,2015年9月
  • 山田健太/植村八潮/野口武悟編
マスコミ・ジャーナリズム研究文献要覧1945~2014
日外アソシエーツ,2015年8月
  • 野口武悟/中和正彦/成松一郎/植村八潮
電子書籍のアクセシビリティに関する実証的研究(Ⅱ)―携帯型汎用端末による視覚障害者の自立的な読書の検討を中心に―
『人文科学年報』45号,p.187-199,2015年3月
  • 植村八潮/深見拓史/野口武悟
電子書籍・オーディオブックのアクセシビリティに関する海外動向―ドイツ実地調査の結果を中心に―
『専修人文論集』96号,p.165-181,2015年3月
  • 野口武悟/植村八潮
公共図書館における電子書籍サービスの現状と課題
『日本印刷学会誌』52巻1号,p.25-33,2015年2月

出版学植村八潮研究室と以下の共同研究プロジェクトを進めています

電子書籍アクセシビリティプロジェクト

電子書籍アクセシビリティプロジェクト

科研費プロジェクト 詳細をみる
音声コードプロジェクト

音声コードプロジェクト

学内助成金プロジェクト 詳細をみる
学校図書館電子書籍利用環境構築プロジェクト

学校図書館電子書籍利用環境構築プロジェクト

科研費プロジェクト 詳細をみる

主な担当科目2016年度

  • アーカイブ論2, 教育とメディア, インターンシップ, 図書館情報資源概論, 図書館サービス特論, 学校経営と学校図書館, 学校図書館メディアの構成, ゼミナール
  • 大学院法律学応用特論, 政治学応用特論

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